基礎知識コラム

効果を感じたいなら満量処方

市販の漢方薬はどれを選んでも同じだと思ってはいませんか? 実は同じ漢方薬でも配合量に差があります。 配合量が違えばもちろん、効果の実感度も変わってきます。 ここでは効果の出る漢方薬を選ぶ際に欠かせない「満量処方」について確認していきましょう。

満量処方とは

複数の生薬からなる各種の漢方薬には決められたレシピがあり、最大配合量が生薬ごとに細かく規定されています。 満量処方とは、決められたレシピの中で最大の生薬量を配合していることを意味します。 名前の同じ漢方薬であっても配合量に違いがあり、3/4量、1/2量などがあるので、どのくらいの利き目を期待しているのか、自分の体格はどうかなどを考えて自分に適した配合量なのかを検討していきましょう。 一般的に満量処方は体格の良い方や若い方、利き目を早く感じたい方におすすめです。 一方配合量を減らしている漢方薬は長期間飲む方、高齢の方に向きます。

満量処方とは

複数の生薬からなる各種の漢方薬には決められたレシピがあり、最大配合量が生薬ごとに細かく規定されています。 満量処方とは、決められたレシピの中で最大の生薬量を配合していることを意味します。 名前の同じ漢方薬であっても配合量に違いがあり、3/4量、1/2量などがあるので、どのくらいの利き目を期待しているのか、自分の体格はどうかなどを考えて自分に適した配合量なのかを検討していきましょう。 一般的に満量処方は体格の良い方や若い方、利き目を早く感じたい方におすすめです。 一方配合量を減らしている漢方薬は長期間飲む方、高齢の方に向きます。


防風通聖散に含まれている配合量
~満量処方の場合~

防風通聖散には18種類の生薬が使用されています。
満量処方の場合、各生薬の配合量は以下のようになります。

トウキ 1.2g
シャクヤク 1.2g
センキュウ 1.2g
サンシシ 1.2g
レンギョウ 1.2g
ハッカ 1.2g
ショウキョウ 0.3g
ケイガイ 1.2g
ハマボウフウ 1.2g
マオウ 1.2g
ダイオウ 1.5g
硫酸ナトリウム 1.5g
ビャクジュツ 2.0g
キキョウ 2.0g
オウゴン 2.0g
カンゾウ 2.0g
セッコウ 2.0g
カッセキ 3.0g

満量処方なのにメーカーによって「有効成分エキス4500㎎」「有効成分エキス6000mg」など数字が違い、不思議ですよね。 結論から言うと、有効成分エキスの数値は「満量処方」さえ確認できれば気にしなくても良いでしょう。 同じ生薬・生薬量を使用していても、メーカーの製造技術により不純物をできるだけ排除した製造が可能な場合もあれば、そうでないケースもあり有効成分エキスの数字が変動しているだけだからです。 ただ、エキスを凝縮できるメーカー品の方が1日に飲むタブレット数が少なくて済むなどのメリットを持ちます。

防風通聖散に含まれている配合量
~満量処方の場合~

防風通聖散には18種類の生薬が使用されています。
満量処方の場合、各生薬の配合量は以下のようになります。

トウキ 1.2g
シャクヤク 1.2g
センキュウ 1.2g
サンシシ 1.2g
レンギョウ 1.2g
ハッカ 1.2g
ショウキョウ 0.3g
ケイガイ 1.2g
ハマボウフウ 1.2g
マオウ 1.2g
ダイオウ 1.5g
硫酸ナトリウム 1.5g
ビャクジュツ 2.0g
キキョウ 2.0g
オウゴン 2.0g
カンゾウ 2.0g
セッコウ 2.0g
カッセキ 3.0g

満量処方なのにメーカーによって「有効成分エキス4500㎎」「有効成分エキス6000mg」など数字が違い、不思議ですよね。 結論から言うと、有効成分エキスの数値は「満量処方」さえ確認できれば気にしなくても良いでしょう。 同じ生薬・生薬量を使用していても、メーカーの製造技術により不純物をできるだけ排除した製造が可能な場合もあれば、そうでないケースもあり有効成分エキスの数字が変動しているだけだからです。 ただ、エキスを凝縮できるメーカー品の方が1日に飲むタブレット数が少なくて済むなどのメリットを持ちます。


満量処方だと効き目が強力

できるだけ早くしっかりと効果を実感したいのであれば、やはり満量処方が一番です。 さらに強力な効果を期待したいのであれば、顆粒タイプの漢方薬にすると良いでしょう。 顆粒タイプのお薬は製造過程で高熱や高圧をかける必要がないので有効成分が失われにくい特性を持ちます。 さらにカプセルのように添加物を混ぜ込む必要があまりないため純度が高い、サッと溶けるので吸収率が良いなどのメリットも! 満量処方・顆粒タイプの両方を満たした防風通聖散に「生漢煎」と言う商品があるので、気になる方は商品詳細をチェックしてみてください。

満量処方だと効き目が強力

できるだけ早くしっかりと効果を実感したいのであれば、やはり満量処方が一番です。 さらに強力な効果を期待したいのであれば、顆粒タイプの漢方薬にすると良いでしょう。 顆粒タイプのお薬は製造過程で高熱や高圧をかける必要がないので有効成分が失われにくい特性を持ちます。 さらにカプセルのように添加物を混ぜ込む必要があまりないため純度が高い、サッと溶けるので吸収率が良いなどのメリットも! 満量処方・顆粒タイプの両方を満たした防風通聖散に「生漢煎」と言う商品があるので、気になる方は商品詳細をチェックしてみてください。